夢の塊

夢の雲
 

我々は皆夢を見る。中には起きている間も夢を見ている者もいる。その人々はで白日夢の中で、異次元の世界にも存在する。その世界はまるで中世のヨーロッパが「逸楽の国」と描写されていたような世界だ。日々の全ての悲しみ、困難や問題、心配事や不安、緊張や疑念の代わりに、望む時にいつでもスパイスの効いた美味しそうなチキンの丸焼きが自分に向かって飛んでくる。すぐに食べられるようにフォークとナイフと共に。パイはいつでも収穫できるようにヒモで木から吊るされている。カラントの実で飾られたケーキが大空に水玉模様を作り出す。パンは焼きたてでいつでも食べる事ができる。無くなる事のない芳醇なチーズが建物の壁から溢れ出し、果物は常に食べ頃まで熟し、木に成っている。このようなことが全て約束された聖地である。